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ダム式経営について

亀井です。

「経営の神様」松下幸之助氏が、

「ダム式経営について理想とすることは分かった。具体的にはどうすればいいのですか?」

と後輩経営者に聞かれて、

「どうしたらダム式経営ができるようになるのか、方法論は私にもわからない。しかし、そうなりたいと強く思うことが重要だ」

と答えたという「ダム式経営」ですが、
内外部情勢の変化に対応するためのタメたるダムの機能を
会社は担わなければならないという彼の哲学です。

注)なんかちょっとバカにしている感じの引用になっちゃいましたが、私自身、会社というものはそういうもので無ければならないと強く同意しています。

kurobe dam

この「ダム」ですが、
どのように実際には考えたらいいのでしょうか。

まず思いつくのはお金の事です。
大事な部分である事は確かです。

サブプライムローン問題の時も東日本大震災の時もそれで救われました。
こういう時はお金が無いとどうにもならない。

しかし本当の意味で大事なのは「人」です。
別にこれはきれいごとではありません。

会社というのはその時々でいろんな問題を抱えていろんな方向に動くものです。
もし誰かが問題を抱えた時に同僚がそっぽを向いていたらどうでしょうか。
その会社はうまく機能し続けるでしょうか。

逆に誰かの抱えた問題に対して
いろんな方向からヘルプが入ればその組織は非常に強固でしょう。

それぞれが専門性を持って何かの問題に当たれる準備が出来ている事は
大きなタメになります。

私がチームであることを強調するのはこういう理由です。

さてその他にもエンジニアが安心して働き続けられるためのダムたる施策は
いろいろ考えることができます。
それは会社によって違うでしょうが、
安定した顧客の開拓、福利厚生に類する制度の整備、等などいくらでも出てくると思います。
(社歴の長い会社の場合基本的にこういうところはクリアしてるでしょうが)

という事で、
経営という面で私がやってきた事が何を目的としてたかと言うと、

「よりダムを強固なものにしていく」

という事だったわけです。

弊社が無借金経営なのもその一つですね
(経営者目線から見るとこれは是非あるんですが)。

すでに書いたように人的な部分がとても大事だと思っていて、
こちらも金銭的な部分と同様、一朝一夕ではやれる事ではありません。

長い時間をかけて今の状態になりました。

皆さんの努力無しにはこの良い状態を維持できないと思っています。
社員エンジニアの方々に感謝&これからも、ともに頑張りましょう。

男の子のイラスト

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